実際に他人の犬に噛まれた私が、どう行動したか、すべきか、をまとめました。
噛まれた際には十分な流水で傷口を洗い流して、病院に行きましょう。
救急外来にかかり、傷を手当てしてもらいます。
破傷風のワクチンを1年かけて3回打って、示談を交わして終わりです。
私の体験をお話していきます。
愛犬の散歩中、他人の飼い犬に噛まれた
愛犬と散歩中に、とある家の前を通った。
すると、相手の飼い主が誤って犬のリードを放してしまった。
警戒心むき出しで、こちらを威嚇しながら近づいてくる犬。
その犬が愛犬に向かってきたので、間に入る私。
その瞬間、手関節・前腕部・大腿部をそれぞれ、がぶがぶ……。
それから私を噛んだ犬の飼い主が来て、引き離してくれました。
私の愛犬は無事でした。本当に良かった。
0.他人の犬の飼い主に確認すること
他人の犬に噛まれたら、以下のことを確認しました。
- 噛んだ犬がワクチンを受けているか
- 相手先の住所・電話番号
- 翌日までに犬が噛んだことを保健所へ連絡してもらう
- 噛んだ犬の検査(狂犬病や感染症などの確認のため)
私は1と2のみ確認しました。
3・4は確認していません。
受傷したばかりで、ここまで頭が回りませんでした。
とりあえず、相手の連絡先を確認することが最も重要。
次に、狂犬病ワクチンを受けているか確認。
日本において飼い犬ならば、ほとんど心配は要りませんが、念のため。
1.流水で傷口を洗い流す
傷口に付いた菌やウイルスなどを水道水で洗い流します。
異物をしっかり洗い流すようにしましょう。
ちなみに、病院に着いた後も、しっかり洗い流されます。
2.病院の救急外来(もしくは、整形外科)を受診する
私は救急外来を受診しました。
処置は以下の通り。
- 受傷部のレントゲン撮影(骨が折れていないか、どうか)
- 傷口を洗浄
- 傷口を消毒
- 傷口周囲に麻酔をして、縫合
- 破傷風ワクチン(破傷風トキソイド)
まずは、放射線科のレントゲン室で受傷部の撮影を行います。
単純X線撮影を終えた後は、傷口を自身で洗います。
その後、綿棒のようなものを使い、傷口をぐりぐりしながら、まんべんに消毒。
縫合部周囲に麻酔をして、縫合。
最後に破傷風ワクチンを打ちます。
ちなみに、破傷風ワクチンは3回打つ必要があります。
- 受傷時
- 受傷から1ヶ月後
- 受傷から1年後
受傷から1年後は、ワクチンを打ちに来ない人もいるようです。
示談書を交わすのも、1年後になってしまうので、私は1年後のワクチンは受けませんでした。
3.病院での会計
病院での会計時の対応は以下の通り。
- 他人の犬に噛まれたこと伝える
- 保険を使うか、使わないか、決める(後で返ってくるので、どちらでも大丈夫)
- 領収書は絶対になくさない
治療費は相手の全額負担なので、保険は使わずに一旦自身で10割負担しましょう。
当時の私は、よく分かっていなかったので、保険を使いました。
どちらも、相手の方が支払う金額は一緒なので、どちらでもいいと思います。
この時、実際にかかった金額は、3割負担で8000円程度。
保険を使わない場合、27,000円くらい。
領収書を誤って無くしたとしても、病院で再発行できますので、ご安心くださいね。
その後、何度か病院に行き、抜糸と破傷風ワクチンを打ちました。
4.治療終了後の示談
治療費は全額負担してもらい、服など破損したら、請求するのが良いと思います。
私の場合、治療費だけ請求しました。
幸い、怪我も軽微でしたし、服に空いた穴も小さかったので。
妻は不満そうでしたが、
私が「それ以上は、しなくていい」と言ったので怒りを収めてくれました。
ちなみに、私の場合は
保険を使ったので、相手の飼い主は、私からと保険屋からの2か所から請求が行きます。
- 私が負担した金額(3割)
- 保険から負担した金額(7割)
全額自己負担した場合は、請求元は被害者側からの1つだけになります。
全額自己負担した方が、保険屋さんとのやり取りが無くていいかもしれません。
5.まとめ
噛まれた際には十分な流水で傷口を洗い流して、病院に行きましょう。
相手の連絡先を必ず確認しておいて下さい。
救急外来にかかり、傷を手当てしてもらいます。
破傷風のワクチンを1年かけて3回打って、示談を交わして終わりです。
今回は対処法をメインに書きましたが、
この日は予定が詰まっていた日だったんです。
その時の詳しい様子は、また別の機会に書きます。
ここまで読んで下さってありがとうございました!
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