犬のドッグランでの事故がSNSで目立ちます。シベリアンハスキーを飼っている我が家でも、ドッグランでは気を遣います。実際にドッグランでどのように愛犬を遊ばせているかご紹介させていただきます。また、先日体験した優しい小型犬の飼主さんたちの気遣いも併せて紹介します。
今回お話しする内容は、
- 大型犬の飼主の苦悩
- 小型犬の飼主の苦悩
- 大型犬と小型犬の飼主同士の気遣い
になります。
YouTubeでは話せなかった内容です。
ドッグランで噛まれた犬の話は、明日のブログで書こうと思います。
大型犬の飼主の苦悩
大型犬の飼主の苦悩とは、小型犬がいるエリアではリードから放すことができないことです。犬同士が楽しく遊べたとしても、体重差によって怪我をさせてしまうおそれがあります。
ドッグランには、小型犬用エリアや中・大型犬エリア、どんな犬種でも入ることのできるフリーエリアがあります。我が家では、シベリアンハスキーを飼っていますので、中・大型犬エリアとフリーエリアを利用しています。
我が家のシベリアンハスキーの体重は30㎏程度。超小型犬や小型犬の体重の3~10倍もあります。楽しそうに追いかけっこなどをして遊ぶ光景、微笑ましいですよね。でも、内心は小型犬を誤って踏んでしまい、怪我をさせてしまわないかと不安になります。
怖いのは、小型犬に遊びに誘われてしまった時。楽しくなったシベリアンハスキーは、嬉しそうに小型犬を追いかけます。すると、小型犬は大型犬に恐怖を感じます。鳴いてしまったり、飼主の後ろに隠れてしまうのです。その後は、怖がって近づいてこなくなります。
大型犬は、小型犬を追いかけたことを飼主から止められます。大型犬からすれば、遊びに誘われて後を付いて行っただけなのに、怖がられてしまう。もしかすると、自身の飼主から怒られてしまうかもしれません。遊びに誘われたのに……そのように思っているかもしれません。
基本的に、小型犬が一緒に居る場合はリードからハスキーを放しません。しかし、リードをしていれば安心して小型犬とも挨拶などコミュニケーションを取らせることができます。愛犬もお互いの匂いの名刺交換をして満足そうにしています。
小型犬の飼主の苦悩
小型犬の飼主にも苦悩があります。
日本では、小型犬が飼い犬の大半を占めます。人気のある小型犬10犬種を足し合わせると、日本にいる全犬種の80%にもなります。それだけ小型犬が多いということですね。詳細は、こちらの記事を参考にして下さい。
小型犬の飼主さんの苦悩は、
- 小型犬エリアが狭く、多くの小型犬がいるため気を遣う
- 他の小型犬に迷惑をかけないように、フリーエリアを利用せざるを得ない場合もある
- 超小型犬と遊ぶ際には、怪我をさせないように気を遣う(大型犬の飼主の苦悩と一緒)
飼い犬のほとんどが小型犬。なのに、ドッグランのエリアは狭いことが多いのが現状です。対して、中型・大型犬エリアは広く、1~数頭のみで悠々とドッグランを使用しています。需要と供給が合っていないように思います。
同じ小型犬でも、同じ小型犬エリアで一括りにできません。犬種や性格によっては、同じ小型犬エリアで遊ばせることに抵抗を感じる飼主さんもいらっしゃいます。ちなみに超小型犬と小型犬は体重差が2~5倍。同じエリアで遊びがヒートアップしても、少し怖いですよね。
ドッグランでは、気遣いが大事
犬の飼主はドッグランではお互いに気遣いが必要です。小型犬の飼主も大型犬の飼主もお互いの気持ちを理解することが大切だと思います。お互いの苦悩を理解したうえでドッグランを利用できれば、事故を未然に防ぐことに繋がります。
我が家では、ドッグランでリードを付けた状態で小型犬と遊ばせたり、挨拶をしています。「リードに繋がれて可哀想」と言われたことがありますが、安心して他のワンちゃんと触れ合えるんです。その方がお互いにとっていいと思います。
小型犬の飼主さんたちの心遣い
先日のドッグランでの出来事です。小型犬がたくさんいるフリースペースにお邪魔しました。尻尾を振りながら嬉しそうに挨拶をする大型犬の愛犬と、恐る恐る挨拶をする小型犬。最初は大きいから怖いよね。
その後、リードを付けたままドッグランのクン活を始めると、小型犬たちが愛犬の後ろを付いてきました。大型犬を先頭に、5匹の小型犬が一列になりながら散歩。親子みたいにずっとくっついてきます。飼主全員がその光景に楽しそうに見ていました。
その後、別のフリーエリアで、愛犬を遊ばせることができました。小型犬の飼主さんたちが気を遣って空けてくれたんです。自分たちは十分にここで遊ばせたから、と。愛犬も存分に運動することができました。優しい小型犬の飼主さんたちに本当に感謝です。
お互いの気遣いで楽しめるドッグラン
今回ご紹介したように、飼主同士の気遣いで気持ち良くドッグランを使うことができます。大切なことは相互理解と気遣い。飼主同士でコミュニケーションをとりながら相手を思いやることで、愛犬たちにドッグランを楽しませてあげましょう。愛犬たちに楽しい環境を提供できるのは、飼主同士の気遣いがあってのものですからね。
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