犬のしゃっくりは人間と同じように止め方があります。犬のしゃっくりの原因と止め方を知ることで愛犬が苦しむ時間を短くすることができるでしょう。我が家でもこの方法で高確率でしゃっくりを止めることができています。
犬のしゃっくりの止め方
人間のしゃっくりの治し方に似た幾つかの方法があります。
- のどやお腹をなでる
- 水を飲ませる
- 息を止めさせる
のどやお腹をなでる
自然に止まることが多いですが、のどやお腹をなでてあげることでしゃっくりを止めることができます。横隔膜のけいれんはのどやお腹をなでることで緊張をほぐすことができるため、しゃっくりを止めることができます。しゃっくりがでた犬は不安に思っているかもしれませんから、なでることで不安を取り除くことにも有効です。
この方法が愛犬を落ち着かせながら、ストレスを与えないため最も有用だと思います。我が家もこの方法で愛犬のしゃっくりを治しています。
水を飲ませる
水を飲ませたり、何かを舐めさせることでしゃっくりを止めることもできます。実際は水を飲ませることは難しく、チュールなどを舐めさせるとよいでしょう。
息を止めさせる
マズルを掴み、鼻の穴を塞ぐことで数秒間息を止めさせます。横隔膜の緊張を解くことができますが、愛犬が嫌がるそぶりを見せた場合はやめた方がよいでしょう。
犬のしゃっくりの原因
人間と同じように横隔膜のけいれんが原因であることが大半です。横隔膜のけいれんの原因は、以下の原因が考えられます。
- 食べ過ぎ・早食い
- 食べたものが冷たい・熱い
- 心身へのストレス
- 肥満
食べ過ぎ・早食い
胃の中に大量のものが入ることで、横隔膜を上に押し上げます。その刺激によって横隔膜がけいれんを起こし、しゃっくりが出ることがあります。
もっとも多い原因のひとつが早食いです。胃の中で食べ物が膨らみ、横隔膜を刺激しやすいようです。大型犬は食べ物を丸呑みしてしまうので、しゃっくりになりやすいと言えます。
食べたものが冷たい・熱い
愛犬が食べたものが冷たすぎたり、熱すぎたりした場合に食道から胃にかけての神経に刺激が加わり、しゃっくりを引き起こします。犬の体温や常温に近い状態で食べ物を与えるのが良いでしょう。
心身へのストレス
犬にとっても環境の変化は心身へのストレスになり、身体へ影響をきたします。心因性しゃっくりと呼ばれます。ストレスは自律神経に影響を与え、しゃっくりとして身体から発せられる場合があります。
肥満
犬にとって肥満は様々な病気を引き起こします。内臓脂肪が内臓や横隔膜を圧迫することでしゃっくりの一因となることがあります。
しゃっくりが長引く場合は、愛犬がストレスに感じているか、病気の可能性も考えられます。環境を整えてあげたり、獣医に相談してみてもよいでしょう。
犬がしゃっくりをした時の対応
自然に治ることが多いしゃっくりですが、愛犬が不安に思っていたり、飼い主は早く治してあげたいと思うはずです。そんな時は愛犬に寄り添って、のどやお腹を撫でてあげましょう。愛犬も安心すると同時に早くしゃっくりを治せます。簡単ですので、もし愛犬がしゃっくりをしていたら試してみて下さいね。
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