犬の散歩中に猫と遭遇することはよくあることです。
犬も猫も驚きますが、そんな時に猫の取る行動をまとめました。
散歩中に猫に遭遇した際の対処法もお伝えします。
猫がとる行動3選+2
散歩中のシベリアンハスキーに遭遇した猫の行動は、
- 逃走
- かくれんぼ
- 威嚇
- 猫パンチ
- 達観
となります。
①~③が基本の猫の型、④・⑤は派生となります。
一つずつ実体験を踏まえながら解説していきます。
対処法も示しておきますので、是非最後までお付き合いください。
筆者の独断と偏見が含まれております。
①逃走 臆病タイプの猫
犬の存在を確認するや否や安全地帯まで猛ダッシュ。
このタイプの猫は、ハスキーとの体格差に怯えて逃げ出す臆病タイプ。
勝てないことを悟り、追いかけられない所からこちらの様子を観察します。
割合でいうとあまりいない印象。
犬と距離があり、逃げられると判断した場合に逃走することが多いように思います。
ちなみに、犬としては
動かれた方が追いかけてしまう(興味を持ってしまう)。
狩猟本能が強い犬ほど、猫を探してしまいます。
猫に転生したら覚えておきたいですね。
どこまでも追いかけられてしまいますから。
(そんな飼い犬はいない)
②かくれんぼ 冷静タイプの猫
物陰や狭い場所から犬が通り過ぎるのを待ちます。
このタイプの猫は、外敵から姿を隠し、状況を見定める冷静タイプ。
ほとんどの猫がまずこの行動をとりたいと思っているはず。
(お互いばったり出会っては無理)
猫として長年の経験がある猫や怖がりな猫が多い印象。
犬としても、散歩に夢中で気づかないこともしばしば。
飼主が猫を見つけて愛犬が気づいてない場合は、
「ヴィヴィアン、あんなところに猫ちゃんいるよ!」
なんて指摘してしまうことが多い。
猫にとっては大迷惑ですが、愛犬の反応が見たいので許して下さい。
③威嚇 不用心タイプの猫
かくれんぼできず、犬と目が合っている状態の事が多い。
このタイプの猫は、気づいたときには犬に接近を許してしまった不用心タイプ。
ほのぼのとした日本社会で警戒心を失いつつあるので、増加中と考えます。
本来であれば、かくれんぼをした後に犬に見つかってしまった時にとる行為のはず。
頭を低くして背中を丸め、毛が逆立ちます。
いつでも動けるような体制でこちらに威嚇の声を発してきます。
ちなみに威嚇する鳴き声でその猫の気持ちが分かるようです。
『シャーーー!!』『フゥーーーッ!!』
近づく犬に対して敵意全開。よく見る威嚇状態。
恐怖や怒りなどを感じている場合が大半。
切羽が詰まっているわけではなく、こちらを観察する余裕もあり。
威嚇を無視すると攻撃してくるので注意。
『うわぁーおーーー』『あぁおーーー』
パニック状態。恐怖以外の何物でもない状態。
大声・高音で叫ぶように鳴く。
著しい恐怖や不安などを感じている場合が大半。
家の中にいて近所の猫が鳴いていると分かる鳴き声がコレ。
『ヴ~~~~~ヴ~~~~~』
一発触発状態。すごく怒ってる。
低温で唸るように鳴く。
交戦上等、やってやんよ!という猫。
取り敢えず、飼主は犬を猫に近づけない方が賢明です。
④猫パンチ 好戦タイプ
威嚇しても威嚇を無視して近づいてきた犬にお仕置きの一撃。
これが俗に言う猫だまし。
このタイプの猫は、決死の覚悟で戦いを挑んでくる好戦タイプ。
③威嚇の状態からこの状態に派生する。
(威嚇から隙を見て逃走を選ぶ猫もいる)
『シャーーー!!』や『ヴ~~~~~』からの最終形態。
ヴィヴィアンの散歩中に近づき過ぎて猫パンチされたことがあります。
犬と猫の間に入った飼主の私が。
(猫だましなので、ダメージ0でした)
ヴィヴィには指一本触れせていません。
その後、猛スピードで逃走。
これから猫に接近し過ぎることはやめました。
猫に襲われそうになったら、飼主が間に入り愛犬を守りましょう。
そもそも近づかないでそっと縄張りから去りましょう。
一歩間違えれば、傷から病原菌が入ったりとても危険です。
⑤達観 賢者タイプ
目と鼻の先まで接近されない限りまったりとしている。
このタイプの猫は、自分は襲われることがないと理解している賢者タイプ。
日向ぼっこしていて、こちらに興味がなさそうな猫が多い印象。
飼主とリードに繋がれた犬と認識したら、
『こいつらは大丈夫だニャン!』と判断。
よく顔を合わせる猫も達観していくことがある。
ヴィヴィアンはアイコンタクトだけ取って散歩に戻ります。
散歩中の飼主が気を付けること
愛犬との散歩中に猫に出会っても、
立ち合いはほどほどに散歩を再開させましょう。
これが私の結論です。
愛犬が興味をもって猫に向かいたいのは分かります。
ですが、出会ってしまった猫もストレスを感じながら威嚇しています。
あまり長引かせずに、サッと猫と別れましょう。
近づきすぎると、攻撃されて怪我をします。
傷口から感染症などを引き起こした人もいます。
自分の興味本位で猫に近づきすぎると、その対価は高くつく場合があります。
楽しいお散歩ライフのためにも、
同じ生活圏で生きる猫のためにも、
飼主が愛犬をリードしていく必要があります。
▽・エ・▽ 完 ▽・エ・▽
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