こんにちはー!
ハスキー犬のいる暮らしのブログを執筆している30代夫のRayです。
本日の内容は、一度は聞いたことがある話題に触れていこうと思います。
それは、シベリアンハスキーは頭が悪いのか?ということです。
以前はシベリアンハスキーは頭が悪いと思われていたことがありましたが、そんなことはありません。
むしろ、Google 検索で「シベリアンハスキー 性格」と検索すると、結果は「聡明」と出てきます。
この記事では、以下の内容を掘り下げていきます。
- シベリアンハスキーは頭が悪いとされた原因
- シベリアンハスキーが聡明だという理由
結論としては、頭の悪い犬はいないと思っていますし、飼い主の犬への理解が足りていないのが原因だと思います。
犬の性質や習慣などを具体的に解説して、シベリアンハスキーのおバカ疑惑を晴らそうと思いますので、最後まで読んで頂ければと思います。
ハスキーは おバカじゃないよ!
シベリアンハスキーは頭が悪いとされた原因
シベリアンハスキーが頭が悪いと思われた理由は幾つかあります。
- 帰巣本能が低い
- よく吠える(遠吠えをする)
- 番犬にならない
- 頑固な性格
- 怒られても笑顔
帰巣本能が低い
シベリアンハスキーは帰巣本能が低いことで知られています。
これは歴史が関係しています。
長い間、エスキモーたちと常にそり引き、移動して定住地をもたなかったシベリアンハスキー。
同じ場所に帰ることをしないために帰巣本能が低いといえます。
つまり、ハスキーに逃げられたら帰って来ないということ。
自身の家を覚えられない犬=おバカ犬 のレッテルを張られたという訳です。
よく吠える(無駄吠え)
シベリアンハスキーはよく吠えます。
よく吠える(無駄吠えをする)時というのは、
- 外で飼われて、仲間を呼ぶとき
- 救急車などのサイレン音がしたとき
- 興奮したとき
おバカ犬と言われた原因の一つが、外で飼われてためと言われています。
シベリアンハスキーは群れで生活をしていたので、独りでいることが苦手です。
また、飼い主に甘えたい甘えん坊な性格でもあります。
外で飼われているハスキーは寂しさから、よく吠えて仲間や飼い主を呼びます。
ハスキーの居住環境や性格を理解せずに、寂しい思いをさせていただけなんです。
それを知らない飼い主はあまりにも吠え続けるものですから、バカ犬と呼んだそうです。
外で無駄に吠え続けている犬=おバカ犬 と勘違いした飼い主が残念でなりません。
番犬にならない
シベリアンハスキーは温厚・友好的な性格であり、人間が好きな犬種なので、番犬になりません。
昔、外で飼われていた時に、番犬の役割を期待していた飼い主もいたそうです。
泥棒が来ても尻尾を降ったり、誰かが近づいてきたら喜んでいたのだそう。
ハスキーの性格が、温厚・友好的・人懐っこいため番犬向きではなかったんです。
番犬の役割も果たせない犬=おバカ犬 と不向きな役割を押し付けられていたのです。
頑固な性格
シベリアンハスキーは頑固な一面もあります。
散歩から帰りたくなかったりすると、決してその場から動こうとしません。
また、自分なりの考えをもって行動することができるため、気に入らない指示をきこうとしません。
飼い主のいう事もきけない犬=おバカ犬 と愛犬の意向を無視した思った飼い主の解釈が原因の一つなのでしょう。
怒られても笑顔
シベリアンハスキーは怒られていても笑顔になる場合があります。
それは、飼い主に構ってもらえていると感じた時です。
これ、おバカ犬なんじゃ?
犬はイタズラをして、飼い主の気を引くことがあります。
甘えん坊なハスキーは、怒られていることを構ってもらっていると勘違いしてしまうのです。
普段から構って貰えないとイタズラをして、飼い主の気を引くんです。
怒られていても笑顔=おバカ犬 という飼い主とハスキーのすれ違いによるものだったのです。
シベリアンハスキーが聡明だという理由
シベリアンハスキーは聡明だという理由もたくさんあります。
- 社会性に優れて家族思い
- 外向的で集団行動が得意
- 悪知恵が働いて賢い
社会性に優れて家族思い
シベリアンハスキーは友好的で社会性に優れた犬種です。
これは長い間、人間の作業犬として集団で飼われていたためとされています。
なので、人間の赤ちゃんや捨て猫などとも友好な関係を築くことができます。
体験談としては、赤ちゃんにも捨て猫にも、面倒見がいいです。
- 赤ちゃんが泣いていると呼びに来る
- 赤ちゃんに攻撃はしない
- 赤ちゃんを踏まないように気遣える
- 捨て猫も家族として受け入れる
- 猫と一緒に寝る
- 猫に攻撃はしない
家族思いで気を遣えるシベリアンハスキー。
基本的に優しく、穏やかな性格で社会性に富んでいますから、賢い犬種であるといえます。
▽捨て猫に始めて出会ったシベリアンハスキー▽
外向的で集団行動が得意
外向的で集団行動が得意なシベリアンハスキーは協調性がとれる賢い犬種です。
これは、そりを集団で引いていた時の名残と言えます。
相手のことを気にかけながら、動く(走る)ことができます。
いつもそばにいるシベリアンハスキーたち。
行動する時は、いつも一緒に動くことができます。
周囲と歩調を合わせながら行動がとれるので、賢いといえます。
悪知恵が働いて賢い
悪知恵が働いてずる賢い一面もあります。
ドアを開けたり、おやつを盗んだり、みんなで飼い主の気を引こうと遠吠えしたり……
時には、飼い主が大切にしている物を人質にとって、おやつをねだることもあります。
全て確信犯なところがずる賢い……!
まとめ!シベリアンハスキーは頭が悪くない!
頭が悪いと思われた時期もあったシベリアンハスキー。
実際は頭が悪いわけではなく、むしろ賢い犬種です。
おバカ犬のレッテルが貼られた原因は、シベリアンハスキーの事を知らずに飼ってしまった飼い主のせいです。
脱走しても帰って来ないのは、ハスキーという犬種の特徴。
無駄吠えが多いのは、飼い主が寂しい思いをさせて構ってあげれていないからです。
飼い主の誤解やハスキーの理解が足りないためにおバカ犬と言われたシベリアンハスキー。
実際は賢く、私たちの良きパートナーとして今でも愛されている犬種です。
賢いが故に、飼い主としても愛犬の事を知って適切に向き合っていきたいですね!
▽シベリアンハスキーの性格が分かる動画▽
ハスキーの おバカ疑惑 よく聞くよ