大きな災害が起こる前に、知って準備する!
普段から使用しているモノを災害の時に使えるモノに変えるだけで、愛犬の負担が少なく非難できます。
私たちが無理なく、防災対策できる手段です。この際に一緒に防災について考えてみませんか?
3.11 東日本大震災
3.11から11年の月日が経ちました。
11年前と言うと、私たち夫婦は、まだ学生でした。
ガソリンスタンドの長蛇の列や店舗からトイレットペーパーなどの紙製品が無くなったことは今でも覚えています。
そんなことがあったんだね
当時は愛犬も誕生はしておらず、母犬も3歳。
断水や計画停電など愛犬がいる家庭は、更に不安に襲われたことでしょう。
備えることの大切さを身に染みて感じさせてくれた出来事でした。
被災の現実
被災時にペットに関する実例を紹介します。
災害時
家屋の倒壊や倒れた家具によりペットが逃げられず死亡した。
床一面にガラスが飛散し、人もペットも足に怪我を負った。
外飼い猫の為、被災当日から自宅に戻らず同行避難できなかった。
ペットの受け入れ可能な避難所がどこにあるのか分からなかった。
避難所
避難所では人の支援物資はあるが、ペットフードの支援は無かった。
避難所で犬が吠えるため、車内での避難となった。
糞の放置や毛の飛散などで避難者とトラブルになった。
救援物資のペットフードを食べなかった。
犬がケージになれていないため、過度なストレスを与えてしまった。
犬がペットシーツに排尿・排便せず、苦労した。
人や場所に慣れることができず、預けることができずに苦労した。
感染予防接種をしていないペットが多く、感染が心配だった。
記載した内容は、こちらから引用しています。
(環境省 災害、あなたとペットは大丈夫?人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼い主編>)
災害時の飼い主の行動
災害でペットを守ることができるのは飼い主だけです。
自分が無事でないとペットは守れませんよね。愛犬をかばいたくなる気持ちも十分理解できますが、自分が怪我をして病院に行くとなれば、愛犬は守れません。
自分の安全を第一に確保することが災害時の基本と覚えておきましょう。
環境省も以下の3 点が重要と提言しています。
(環境省 災害、あなたとペットは大丈夫?人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼い主編>)
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h3009a/a-1a.pdf
要約すると、
災害時は飼い主自身の安全が第一で落ち着いて行動し、普段からしつけや健康的な生活をおくりましょう!
準備しておくべきもの
ペットのために用意しておいた方が良いものをまとめました。
- 薬と療法食
- ペットフード(ドライフード)
- 水
- ケージ
- キャリーバッグ
- 首輪とリード
- ペットシーツ
- 食器
これらが最低限必要な物になります。
我が家も中・大型犬のシベリアンハスキーがいるので、ドッグバギーを購入しようと思います。
災害直後では、必需品は品薄になってしまいます。それはペット用品も同様です。
日頃から備蓄しておくことが大切ですね。
飼い主の対策
災害時に使用するものを普段から利用することが大切です。
普段から在庫を切らさないようにして、保存できるモノ(ドッグフード・おやつ・水)を準備しておくと良いと思います。
ドッグフードが支給されることもある避難所もあるようですが、好き嫌いするかもしれません。
必ずいつも食べているモノを準備しておく必要があります。
中・大型犬の飼い主の悩みとしては、大きなキャリーバッグ(ケージ)の移動が大変なことがあります。そんな時にはカートの上にケージを乗せて移動することも検討しましょう。
ゲージとカートがあれば、とりあえず安心できます。
しかし、「傾斜地での移動」や「安定性」を考えるとペットカートが最も安全だと思います。ペットカートは狭いので、広さを確保したペットカートがお薦めです。
▽ペットカート(操作性・安全性◎)▽
▽カート(ゲージと荷物を乗せることも可能)▽
最後に
南海トラフ地震・首都直下型地震など地震大国の日本に住んでいるうちは、災害対策は必須です。
人間の物は何とかなりますが、愛犬の物は入手困難な場合が多いです。日頃から備えて、もしもの時に対応できるようにしておきましょう。
以上、Ray(@VivienneHusky)でした
こんにちはー!ハスキー犬のいる暮らしのRay(@VivienneHusky)です。