副作用が出るまでは8種混合ワクチンをかかりつけの動物病院で毎年接種していたシベリアンハスキー。ドッグランや旅行など出かける頻度が高いため効果範囲の広い8種を選んでいました。しかし混合ワクチンの副作用が出現し、大変な目に遭いました。その時のことを時系列に書いていこうと思います。
接種当日
接種当日は運動の制限がありましたが、普段通り変わりなく過ごしていました。特段、変わった様子はありませんでした。
接種翌日
翌日は朝から食欲がなく、元気もなさそうな様子でした。私は1日仕事でしたが、上記以外特に変わった様子はなく、いつも通りバリケンでお留守番してくれていました。
帰宅後、いつも通りお散歩に。注射の後ということもあり、軟便気味でした。ですが、そこまで心配することなく、本人もそんなに体調が悪そうな素振りはありません。
しかし、この日はごはんを一口も食べませんでした。
接種から2日後
やはり食事を摂りません。水は飲めていたので、ワクチンのせいで具合が悪いんだろう、という認識でした。その日も私は仕事へ向かいました。
休憩時間にスマホをチェックすると、複数のLINEが入っていました。その日たまたま休みで実家にいた妹からのLINEで、「ヴィヴィアンが噴射状の下痢をしていて、元気もない。」という内容。
仕事を定時で切り上げて、急いで帰宅。といっても、仕事が終わったのは19時でした。帰宅すると、元気のなさそうなヴィヴィアンがいました。
かかりつけ医へ相談
すぐにかかりつけの先生に連絡をしました。
ワクチン接種以降の経過を伝えると、副反応の可能性や脱水の懸念があるので、早めに来院した方が良いとのことでした。すでに診療時間は終わっていたのですが、今すぐに来ても良いと、言ってもらえました。
かかりつけの動物病院で診察
そこから、母の運転でかかりつけの病院へ。病院に着いたのは20時過ぎでした。
その日の最後の診察が終わるところだったので、ナイスタイミング。すぐに診察室に呼ばれ、経過について改めて説明をしました。
診察の結果、8種混合ワクチンの副反応だろうとのことでした。
動物病院での治療
病院でも噴射状の下痢が続いており、やはり脱水の懸念があるとのこと。すぐに点滴が始まりました。90分かけて点滴を実施しました。
ヴィヴィアンが不安そうな顔をしていたせいか、落ち着けるように待合室で点滴を受けさせて下さいました。点滴をしている間に一緒にいることができて、犬も人間も安心でした。
点滴終了後、バンテージを巻く頃には22時を回っていました。サラゾピリン(腸の炎症止め)とプロナミド(消化管機能改善薬)の内服薬をもらって終了。
確か、ワクチンの副作用だからワクチン代に含まれるとのことで、治療費は請求されなかったような。
帰宅後は、点滴で脱水傾向を脱したおかげか、少し元気になりました。
接種から3日後(治療の翌日)
軟便は続いていましたが、点滴と内服薬の効果が出たようで大分良くなってきました。
飼主は仕事で、ヴィヴィアンはお留守番。まだ本調子ではないものの、昨日一昨日よりも明らかに元気になりました。
内服は5日間継続、そのうちに下痢・軟便症状は軽快し、数日後には何事もなかったように元気になりました。本当に良かったです。
混合ワクチンどうすればいい?
その後のワクチンについてですが上記の経験を踏まえて、翌年からは8種ではなく、5種または6種混合ワクチンを接種しています。また狂犬病ワクチンでは、その年もそれ以降も、副反応はありません。
ワクチンを含め医薬品は、それに伴うリスクを理解・許容した上で使用するものである、ということを改めて実感した出来事でした。
今回の体験記が、どなたかのお役に立てば幸いです。
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