慢性関節炎でガリプラントを飲用していましたが、愛犬のシベリアンハスキーが副反応で下痢になってしまいました。休薬しても数日間の下痢は止まらず、2種類の薬を与えたところ体調は改善。炎症性腸疾患に有用なサラゾスルファピリジン(サラゾピリン)と消化管運動機能改善のプロナミドを投薬しました。
薬の副反応で下痢になりやすい犬
我が家のシベリアンハスキーのヴィヴィアンは投薬すると下痢になりやすい犬です。
7種の混合ワクチンを打った際にも、肩関節周囲炎の薬を飲用した際にも下痢になりました。
いずれも薬の副反応によるものですが、下痢になった愛犬の姿を見ていると居た堪れません。
下痢になった時の対処法
対策としては、以下の4つになります。
- 様子見(定期的に薬を飲用する場合は休薬)
- 絶食、もしくは消化に良いものを少しだけ与える
- ヨーグルトなど整腸作用があるものを与える
- 整腸剤と下痢止めの薬を投薬
様子見(定期的に薬を飲用する場合は休薬)
下痢以外に普段と様子が変わらないようでしたら、様子見をするのも良いと思います。便の状態を毎回確認する必要があります。症状が改善しないのであれば動物病院を受診する方が賢明でしょう。
治療目的の薬の副反応による下痢の場合は、獣医に相談し、休薬することも検討して下さい。
絶食、もしくは消化に良いものを少しだけ与える
下痢の状態では腸の動きが活性化されて、食べたものがすぐに便として出てきます。絶食することは腸を休ませるうえで有効な手段です。ただし、子犬の場合は消化に良いものを少量を与えて下さい。
下痢は水分も一緒に体外に排泄されてしまうため、水分をこまめに摂取させることも大切です。
ヨーグルトなど整腸作用があるものを与える
ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌は犬にとっても有用で、整腸作用が期待できます。無糖のものを与えましょう。加糖や低脂肪・無脂肪ヨーグルトは糖分が多く含まれていることが多いため避けた方が無難です。
整腸剤と下痢止めの薬を投薬
上記の方法を試しても改善が見られない場合は、整腸剤と下痢止めの薬を投薬を投薬します。即効性があり、上記の方法と組み合わせることで大半の犬の下痢は改善されます。
下痢の犬にサラゾピリンとプロナミドを投与して体調が良くなった
炎症性腸疾患に有用なサラゾスルファピリジン(サラゾピリン)と消化管運動機能改善のプロナミドを投薬すると、下痢がピタッと止まりました。
2日間下痢だったヴィヴィアンですが、改善の兆しが見られなかったため上記2種類の薬を投薬。現在は消化に良いものを少しずつ与えています。
下痢になった犬と共働き世帯が抱える問題
出社しなければ仕事ができない共働き夫婦と一緒に暮らすシベリアンハスキーにはデメリットがあります。それは病院に連れて行くことが難しいことと、トイレの処理をしてあげられないことです。
共働き夫婦で休みが取れなかったので、病院に連れて行くことができませんでした。苦渋の決断でしたが、効果が期待できない期限切れのサラゾピリンとプロナミドを投与。改善がみられたのは良かったです。
トイレの処理をしてあげられなかったことも、可哀想でした。また、ヴィヴィアンは室内でトイレをしたがらない犬なので、室内でトイレをすることはストレスになっていたかもしれません。
下痢になった時のために常備薬を用意する
上記の問題を解決するために、愛犬が下痢になっても対策がとれるように常備薬を用意したいと思います。用意するものは整腸剤と下痢止めの薬です。
今回は以前に頂いた期限切れの薬を与えてしまいました。薬の成分が変化して期待する効果が出ないこともありますので、使用期限内の薬を与えましょう。
我が家も愛犬にワクチンや治療薬を投与した際には下痢に備えて、整腸剤と下痢止めの薬を貰おうと決めました。
下痢の愛犬を見ていると、とても辛そうにしています。こういった時に下痢になりやすいということが分かれば、事前に準備しておくことも対策を講じることもできます。
飼主としても苦しむ姿を見ているのは辛いので、できることはしていきたいですね。
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